ノーマネー☆ノーフリーダム

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ノーマネー、ノーフリーダム

 以前、よく遊びで海外に出かけました。
シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア・・・・・。そしてアメリカでも。
日本人を見ると、「ギブ ミー マネー」なんて、寄ってくる人がどの観光地でも
見かけました。

 セイブ・ザ・チルドレンのボランティアで、マニラに行った時は、ストリートでそのような過酷な状況で
生涯を過ごす子供たちを多く、見かけました。
彼は、今 その境遇から抜け出すことが出来ているだろうか?

 そんな経験をしながら、わが身を振り返り、いつか日本人も、いや 自分も日々のお金に困窮する時が必ず来るだろうと感じていました。

 ほどなくして、私にもそのような経験がおとずれ、人生が平坦な舗装道路ではないことを教えてくれたわけですが・・・・・・。

 最近 読んで感銘を受けた本の中にも、その時の自分の感覚を追体験できる一節がありましたので
ご紹介します。
「ノーマネー、ノーフリーダム」は忘れないように、ブログのタイトルにもしました。
(以下 書籍抜粋)


 最初に船に辿りついたのは、5歳くらいの痩せた男の子だった。船べりにいる私の横に金盥を寄せると、彼は骨ばった腕を思い切り伸ばして叫んだ。

「ギブ・ミー・マネー!」

 やがて私のまわりにはつぎつぎと金盥が集まり、男の子も女の子も両手を広げ、船を揺すり、「ギブ・ミー・マネー!」と声を張り上げた。ガイドの若者はその様子を黙って眺めていたが、わずかに肩をすくめると、困惑している私にむかって言った。

「この子たちは、ベトナム人なんです」

 それから、この場に似つかわしくないさわやかな笑顔を浮かべた。

「ベトナム人は、この湖で魚を獲ってゆたかに暮らしてます。お金を恵んでやることなんかありません」

 居心地の悪い、長い沈黙がつづいた。ふたたびエンジンをかけて金盥を置き去りにすると、唐突に若者は言った。

「みんな、死んでしまいました」

 若者の父親は英語教師で、強制労働収容所で処刑された。兄弟は餓死し、生き残った母親と二人で暮らしてきたが、その母親も十歳のときに病気で死んだ。それからは頼るひともなく、ずっと一人で生きてきた。ようやく操舵手の仕事にありついたが、1日働いても数百円の収入にしかならない。その金を貯めて英語を勉強しているのは自由を得るためだ。自分はあばら家と湖を往復する以外、この世界をなにも知らない――そんな話だった。

 別れ際に、私はこの若者にいくばくかの金を渡した。彼の名誉のために言い添えれば、その身の上に同情したのではない。ポルポトの統治はベトナム戦争終結の1975年から4年間だから、23歳の彼が生まれる前に虐殺は終わっていた。

だがすべてが作り話だとしても、彼の言葉にはなお、こころを揺さぶるものがあった。

 ひとはときに、思わぬところで大切なことを学ぶ。

 私たちはみな、自由な人生を当然のように享受している。だがその輝きは、夕暮れの虹のようにはかない。いま手にしているゆたかさをすべて失ったとき、あなたはそれでもまだ自由だろうか。

私は愚か者なので、こんな当たり前のことにずっと気づかなかった。観光客相手にボートを運転するカンボジアの若者ですら知っていたというのに。

 彼は私に向かって、何度も繰り返した。

「ノー・マネー、ノー・フリーダム」





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中国の時代

 ジム・ロジャーズの本はよく読む方です。
もう何年も前から、商品の時代が来ることを予見し、
そして、今度は、中国だって・・・。
中国経済は、いまでも充分にインパクトがありますが、
これは、序曲で第一章が終わっただけだって。

 奇しくも、彼の予見の通り、上海は、6000から、3000を切るぐらいに下落・・・。
ここ数年、指をくわえるしかなかった人たちのチャンスが・・・。

20080622230119











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